自己破産の知識
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自己破産の豆知識

自己破産の反省文の書き方

(1)免責不許可事由がある場合の救済処置

免責不許可事由があったとしても、陳述書や審尋の内容で事情を斟酌した裁判官が、訓戒を与えることで免責が決定される事もあります。反省文の提出を指示される事もあります。

初めての自己破産であれば免責不許可事由があっても反省文等でほとんどは免責されるようです。2回目の自己破産でも免責されるケースは多いようですが、事情によっては免責とならないケースもあるようです。弁護士の力量によっても左右されると思われますから免責不許可事由がある場合には、破産に精通した弁護士事務所に依頼することが必要かもしれません。

管財事件になるような財産を持っていなければ原則は同時廃止の手続きとなりますが、免責不許可事由が疑われる破産者に対しては管財手続きとされ管財人による調査がされます。免責不許可事由の程度が軽微であれば、裁判官の判断で管財事件とせずに同時廃止事件として扱われるケースも多く存在するようです。

(2)免責不許可事由の存在が疑われるものとは

浪費、賭博、射倖行為がある場合は、法律上は免責が不許可になります。つまり自己破産をしても借金債務から免れないことになります(破産法252条1項4号)。

具体的には、収入に見合わない買い物や競輪・競馬・パチンコなどのギャンブルや株式・FXなどの投機などで著しく財産を減らしたり、多大な借金を作ることが浪費、賭博、射倖行為に該当します。

(3)反省文の書き方

破産手続きは借金をチャラにする手続きではなく、経済生活を再びやり直すための機会を与える手続です。その為には破産するに至った生活を振り返りどこに問題があったのかを反省することはとても大切なことです。反省文は、免責を左右する大事な書類ですから真面目に取り組んで書くことが大切です。

裁判官は、上手に書くことよりも自分の言葉で書くことと、殴り書きではなく汚い字でもきれいに書くこと、そして反省の言葉を期待しています。債権者を含めて回りの人にかけてしまった迷惑が色々あるはずです。

  1. 反省文には書式はありません
  2. 原稿用紙やA4用紙などに多過ぎず少な過ぎずの枚数で(1~2枚程度。 なお、弁護士さんや管財人さんから指示があるときはその枚数で)
  3. 時系列で
  4. 5W1H(When Where Who What Why How)でわかりやすく
  5. 借金をする動機と気持ち、増えていく時の気持ち、最終的な気持ち
  6. 回りの人に与えた影響とそのことに対する気持ち
  7. 債権者に与えた影響とそのことに対する気持ち
  8. 破産に至った事についての反省
  9. 今後どのように生活を改めることで借金しない生活にできるか、その決意

なお、悪質過ぎる免責不許可事由がある場合は、反省文も求められることなく免責もされません。破産手続開始の決定後、破産法第265条の罪(詐欺破産罪)について有罪の確定判決を受けることなく10年を経過したときは復権できます。


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